別棟備忘録4

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(余談)成績開示

   

試験終了から1ヶ月以内に県庁にある富山県教育委員会に赴く事で合格者、不合格者共に成績開示を受ける事が出来る。

開示には免許証などの身分証と受験票が必要、と書類にはあるが、受験票は無くても開示が受けられる。

教職員課で所定の用紙に必要事項を記入、係りの方に渡し、暫く待つと目の前に分厚いファイルを開いて置かれる。そのページには、100点満点中の点数(何故か10分の1刻み)と、同一科目受験者数、そして自分の順位が記載されていた。

(あまりに簡単な記述内容で理解しがたい部分もあった事から、)係りの方にいくつか質問をしたところ、非常に丁寧に受け答えをしてくださったのが印象的であった。

開示を受けて得られるものは少ないのではないかと感じた。合格者にとって既に順位にそれほど意味はなく、不合格者にとってもそれが教員としての適正を表すものではないからである。

個人的に驚いたのは、テストの結果が明確な点数となっていた事である。得点の配分がどのようになっているのかは分からないが、専門や小論文だけでなく、面接や模擬授業等も点数化され、その「点数」のみを基準に合否が決まっているのだろうか?

とすれば、それぞれに「観点」があるはずであり、そういった情報をもとに行われる対策講座等を受講する事が出来れば、かなりのアドヴァンテージを持って受験する事が可能と考えられる。

…実際はどのようになっているのだろうか。

余談であるが、県庁にはスーツで向かった方が良く(でなければ、妙に目立ってしまう。)、また、富山駅から徒歩で向かった方が良い。(その方が早くたどり着ける。)


その後、各科目の配点が公表されたことにより、「1次面接」「2次面接」「筆記試験」等の項目ごとの得点率が開示されるようになったとのことです。
なるほど、それならば自分の合否の「原因」がわかるわけですから、Let’s 成績開示♪ですね。

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