面接で指摘されたポイント ・Feでエネルギー校正をしてAmのエネルギー測定した際、実際の値と大きく異なった部分について、オフセットの確認を怠っていると指摘されました。つまり、X線のエネルギーに対してMCAのチャンネルナンバーが比例ではなく、切片を持つ可能性について議論してください。 ・なぜ印加電圧を上げるとパルスの高さが指数関数的に増大するかという点については、レポート中にあったタウンゼント係数を用いた方法は小賀坂さんに不評で、「まちがってる」といわれました。その正誤は置いておいて、とりあえず、 @一個のアルゴンガスにぶつかると電子が二個になる A有効半径(レポート中のC)が印加電圧に比例する B平均自由行程をlとする として、芯線に到達するまでc/l回衝突するので、電子の数は2^(c/l)倍になる→Aから、指数関数的に増加というのが一番シンプルで評価されるようです。 ・GNUPLOT等でMCAのデータをフィットする際に、Amはガウス関数四つでフィットすべきかもしれません。 関係ないですが、このフィットの仕方はある程度パソコンに詳しくないとちょっと難しいかと思います。見た目で半値幅が一番楽です。(小賀坂さんに突っ込まれかねませんが…。) 大きくはこの三点。細かくはもっとたくさんありますが… とにかくこの実験は最後の土日でデータまとめようとか思っても、データ量が膨大なのでまず無理です。長期的ビジョンで望むことが期待されます。