別棟備忘録4

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「情報Ⅰ」のネットワーク・IPアドレス指導

   

IPアドレスを説明する際に、「IPアドレスを用いて通信をする。それが体感できる例がpingで、ping_(ipアドレス)で通信で来ていることが確認できる…とされていたりしますが、生徒にとってはあまりピンとこない。
さらに、ネットワーク:LANやWANの部分も、ただ説明になってしまいがち。すでに動作しているものを使っていても原理は分からないし、じゃあそれを解体して1からイーサネットケーブルつなぎますか?というのも難しい。(むしろ、昨今の生徒達世代は人生で一度もカチッとイーサネットケーブルつないだ経験がなく、ネットワークはパスワードを入れれば無線でつながるものと認識している。)

そこで、LAN内でIPアドレス手打ちで短文のメッセージを送り合うものが作れないか(注:そういう既成アプリケーションもあるんだけど、いかんせん結局あんまりIPアドレス意識しなくてもいいものばかり。あくまで、実用ではなく「不便さ」があってもむしろその不便さによって原理が分かるものが欲しい。)というチャレンジ。教科書「情報ⅠPython」(実教出版703)ですと、P70,P74,P75の17.ネットワークとプロトコル、18.インターネットの仕組みに関わる分野です。

今の時点でのものがこちら。https://bibo.capture.jp/joho/IP_LAN_0_3.zip
全体の80%程度が、ChatGPTさんの作です。
展開すると、こんな感じ。

とりあえず、メッセージ送信機を起動port_****_open.batの3つあるうちどれかを実行してみてください。

メッセージ送信機を実行したところ
まずは景気づけに IPconfigボタンを押してみて、自分のIPアドレスを確認。その後、自分や友達のIPアドレスをいれて、メッセージを送信してみましょう。

メッセ―ジを受信したところ

 

実習例
⓪無線ルーターを準備、フォルダごとコピーして展開しておく(①で外部につながらなくなるので…)
①1人1台タブレットを、(本来の)無線LANから一旦切断し、無線 or 有線でLAN構築
個人的にはL01を使っています。https://support.broad-isp.jp/wimax/operation-setting/device/l01/
②IPconfigをつかって、重複なくIPアドレスが振られたことをみんなで確認。(ルーターのはたらき)
(192.168.**.**など、ローカルIPアドレスであることも確認)
③ポートを3つとも開く。
メッセージ送信機をつかって…
④IPconfigしてみる。
(⑤自分の様々なポートにメッセージを送る。)
⑥隣の人にメッセージを送ってみる。(要IPアドレス、ポートの番号何番?の情報交換)
⑦隣ではない人にメッセージを送ってみる。(要IPアドレス、ポートの番号何番?の情報交換)
⑧メッセージが届かない人にメッセージを送ってみる。(異なるネットワーク上にいる人、異なるポートをあけているひとなど)
⑥~⑧を、時間をゆったりとって試行錯誤やってもらう。

という感じで活動してみると、なんとなく触っているうちに、IPアドレスと、LANの理解が深まったり…しないでしょうか。

 - 高等学校「情報」