別棟備忘録4

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Wii速度計第四話「Wiihayasa_b動作の検証」

      2015/10/25

3夜連続更新(予定)でお届けする、Wiiリモコン速度計開発の記 第四話!


前回のエントリで紹介したWii速度計の動作の様子&演示例エントリ。
演示1:とりあえず、ヤガミの定力装置(10500円。Wiiリモコンより高…(以下略))で引っ張ってみる。台車とWiiリモコン、そして代ゼミデータリサーチを合わせた物体の質量を計り忘れた!ということでそれは後日の宿題。0.49Nで引っ張ってみる。

一定の力の大きさで引っ張ると、一定の割合で速さが増えていきます。と。中学校領域。
500ms間隔で簡易記録すると、いい感じでグラフに収まる。
つづいて、0.98Nでひっぱる。これは300ms間隔で簡易記録しないとグラフに入らない。

…という流れで、力と加速度の大きさの関係を演示する。
演示2:斜面の運動の演示。6°とか、5°とかの角度(sinθ≒0.1、gsinθ≒1.0(m/s^2)程度がいい感じ。
若干英語なのは、気取っているわけではなく、ALTの方にアシスタントをしていただいた為なのです。一応。

Wiihayasa6deg.jpg
この実験で言うと、加速度0.8m/s^2の程度のということで、20%位小さい値が出ている。摩擦?
1.Wiiリモコンの視野が狭く、赤外線LEDを捉えるにコツがいる。
2.1次元の運動にしか使えません。
という制約はあるものの、リモコン3800円+アダプタ1000円でここまでできる、ってのは魅力にならないだろうか。Wiiの次世代機が発表され、徐々にリモコンの入手は難しくなる…かもしれないが、考えてみれば国内には1000万台のWiiがある、…ということはそれ以上、ざっと見積もって2000万本のWiiリモコンが埋蔵されており、それらが徐々に不要扱いされる。
時は来た!!というわけである。
宿題の備忘録
1.簡易記録で最小2乗法で直線引いて、傾きだせるようにできないか。
2.簡易記録の切片を0にできる工夫ができないか。
3.グラフの縦軸横軸を可変に。
4.位置座標もあわせてグラフ表示、できない?

 - Wiiリモコン→速度計