共鳴 指導案
2016/01/09
教育実習の最後の研究授業用に作成した指導案。
初めて作成した「本格的な」学習指導案である。
授業後の協議会では、第一に「映像教材」「共振振り子」「共鳴音叉」と、三つも教材を用いていること、教科書では1ページに満たない分野であることを指摘され、
「研究授業用の授業だね」との評価を受けた。
研究授業といえば先生がやたらと発問したり、画用紙を取り出したり…といった光景を見てきたこともあり、自分の中では、そうしなきゃいけない、という半分誤解があった。
研究授業のために授業の展開を変えたり、進度を遅らせたり、(理科の場合は)普段やらないような実験実習を入れたり…というのは昨今あまりよろしくないらしい。
むしろ、通常の授業展開で、評価の観点や板書計画等をしっかりとし、その上で「日常で使える」野心的な試みや、問題提起的な試みを盛り込むのが研究授業のあるべき姿なのかな…と最近理解している。
余談ではあるが、音の分野は演示実験がしやすく、比較的とっつきやすい分野であったため、今思うと非常に恵まれた教育実習だった。
指導教官の先生も非常に熱心に指導してくださった。非常に得たものの大きい教育実習だったと思う。