富山県教員採用試験 受験記(追々記)
2015/10/24
平成20年度富山県公立学校教員採用選考検査の受験記。
科目は中学・高校の理科(物理)。
各自治体によって傾向がずいぶん違う教員採用試験。富山県の場合もかなり独自色が出ていると感じる。
受験した感じと、他の方の意見を総合すると
①時間に比べて問題の量が多い
②教職教養のウエイトが低い
③対策が立てにくく、地力が試される
あたりが特色と思われる。
今年は全体での合格率が19%程度であったらしい。ここ10年では最も高い合格率で、平成13年の7.6%と比べて2倍以上。
小学校の倍率は3倍強と「現実的な数字」である。おそらく、中高理科も最終的に6倍程度だったのではないか。
富山県の意図は分からないが、退職予定者よりも20名以上多く採用した、という話である。
景気の回復や、昨今の教育を取り巻く状況の厳しさ、団塊世代の退職等が重なっている今、「既に教員採用試験は以前のような超難関ではなくなっている」ことが顕著な試験であったと思う。
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さらに多くの情報を得たい方は….
教員.com
勉強すべき事項や合格体験記が掲載されており、「具体的に何をやったら先生になれるのか」が分かるページ。
学部の早い段階でこういったページを見ていれば、教職の授業をもう少しうまく活用できたかな?と感じる。
ttp://chinachi.fc2web.com/
(近々閉鎖されるとの事。)少し古い合格体験記。悶々としてきたときに読むと、エネルギーをもらえる。(2010.10 閉鎖を確認)
ttp://www.intelligentdog.net/kyousai/kyousai_1.htm
採用試験に関するコネのお話。類似した話を不思議とよく聞いたりする。実際はどうなのだろうか?(2010.10 閉鎖を確認)
2010.10追記:「2次試験まで行けば、地元有力者の力で何とかなる。」といった内容でした。同様の話は本県の方からも耳にしましたが、不正発覚→配点公表の流れの中で、昔話となっている可能性が。
「県知事を通しても駄目だった。ただその後、「だめであった旨の説明」があった。」といった噂も。実力で合格しましょう!!
リンクの「ベガとみなみの惑星」には「小学校」の対策法が生き生きとした筆で既出してあります。他のコンテンツも含め必見。
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平成21年度試験より、各受験科目の配点が公表された。(北日本新聞社ページより転載)
<一次試験>
専門教科 42%
一般・教職教養 25%
集団面接 33%
<二次試験>
専門教科 28%
小論文 17%
面接・模擬授業 55%
富山県の教員採用試験は『面接で決まる』といっても過言ではない事が判明した、というわけです。